オランダの自転車達(2)
しかし、これだけ自転車がとまっていると圧巻です。
朝の水路は、静けさが感じられる趣でした。
まずはアンネの家(潜伏されていた家)へ。
とても考えさせられました。
恥ずかしながら知らなかったのですが、アンネのお父さんは、ナチス支配下の状況を察知して、いくつかの国でビザを申請されていたんですね。結局、オランダに会社をつくられたのだそうですが、アメリカなどにもビザ申請したけど実現しなかったそうで、もし渡米できていれば違う運命になったのかもと思うと切ないです。。
見学を終えて外に出ようとすると、結構激しめの雨!
出口を出ずに引き返して、屋内に併設されているカフェで朝食にしました。
アップルパイとブラウニー、どちらも美味しかったですー。
あと、飲み物はきっとサイズが大きめで来るだろうと思って、レギュラーサイズのコーヒーを注文したら、日本のカフェでいただくレギュラーコーヒーものよりも小さいくらいで肩透かしに。。
ダブルサイズにしておけばよかったです。でも美味しいコーヒーでした〜
雨も治まってきたので、街をぷらぷらしていると、不動産屋さん発見。
いくつか見たのですが、どれも10万円以下(5万円前後多し)の物件ばかりな気が・・
安いものだと、2万円の物件も!
これって、月の家賃という理解でいいのでしょうか?
写真を見る限りは東京で借りる部屋よりも全然快適そうな空間にも見えます。
首都でこの家賃が本当だったら 羨ましい。。
東京だと、一人暮らし用の部屋でも6万円〜12万円くらいが都心の相場と考えると、円高を考慮しても少し安いですね。
とうか、東京が高すぎるんじゃ・・・
おー!オランダに来て2日目にして初めてお目にかかりました、ロードバイク!
このあと、もう一台みました。
そして、今日の目的地であるレンタサイクルショップへ!
いくつかモデルがあるようです。
おじいちゃんが乗っていたようなクラシックタイプ(個人的感想)のバイクが『高級自転車』だそうです(写真にある説明によると)
私は、一番安いタイプにしました。
盗難補償も入り、3時間で9ユーロ弱(850円くらい)でした。
1日借りても1500円くらいだったようですが、夜の間に盗まれたりすると面倒なので、自分の目的に必要な時間だけ借りました。
ちなみに、盗難補償に入った場合、『鍵(もちろん錠の方ではなく、キーの方)』と『警察への盗難届け』が必要になるそうです。
ちゃんと鍵をかけていたのに盗まれたってことを証明しなさいってことなので、まっとうな条件だと思いました。。が、警察呼んで盗難届けだして。。って、この国でどれくらい時間がかかる作業なんでしょう??
街には、こんなポールが。。
上がサドルになっていて、足置き場がついてます。
ちょうど橋の上にあったので、ここに座って川の景色が楽しめる。。。みたいな。
# 注意書きに、「不安定です」的な事が書いてあったので、鑑賞目的の方が大きいオブジェみたいでした
これが私が貸していただいた自転車。
コースターブレーキなので、手ブレーキはなく、止まる際にはペダルを逆回転させる感じで回そうとすると、ブレーキがかかるものです。
自分でもコースターブレーキな自転車を持っているので慣れていますが、初めてコースターブレーキ乗る方&街中だと直ぐ止まれなかったり、直ぐに発信できなかったりするかもです。
いいな〜!水路でカヌーしてる方々がおられました!!
アムステルダムは、どこを向いても絵になります。
ここに住みたいと思ってしまうくらい、街にでているだけで嬉しくなるところです。
わかります?
キャンピングカーならぬ、キャンピングシップです。
これだけの数が並んで停船していると、これらが普通に家みたいに見えてきます。
補足
実際に住まわれているようです。
アムステルダムは住宅事情が非常に厳しいらしく、住む場所を確保するのが難しいようです。
歩道の真ん中に縁石??
これ、左側が自転車道で、右側が歩道なんです。
本当に自転車の存在が認められている国なんですねー。
レンタサイクルで向かったのは、ミッフィーのグッズショップ!
市の中心からはちょっと離れているので、自転車で行くのがちょうどよい感じの位置にあるお店です。
その後、ガッサンダイヤモンドという、ダイヤの研磨工場へ行ってみました。
なんと、受付があり、「あなたの国籍は?」と聞かれた後に、その国の言葉を話すガイドさんが現れます。
つまり、セールスなわけですが、さすがは研磨工場という感じで、どんな大きさのダイヤでも色や透明度を指定して見比べることができました。
結局なにも買いませんでしたが、同じ予算&品質でとにかく大きなダイヤが欲しいという方には良いところだと思います。
特に今は円高だし。
そうこうしているうちに、3時間経ち、自転車を借りたダム広場付近に戻って来ました。
しかし、凄い数の自転車が駐輪しています。。
アムステルダムで乗る自転車は本当に最高でした!
日本だと、ボロボロなレンタル自転車(日本では借りられないようなボロさでした)で街中走っても辛いだけですが 、ここアムステルダムだと景色が良いのと、自転車専用道があって日本のように道がガタガタじゃないので、とても気持ちのよいライドが楽しめます。
逆に、走るバイク(ロードとかリカンベントとか)に乗るには、全然ものたりない街でもあります。
自転車道が狭いので、あまりスピードを上げることができないのと、直線が少なくくねくねしている道が多いので、ママチャリレベルな自転車が一番気持ちよく走れると感じました。
自転車を返したあと、水路のほとりにあるオープンカフェでランチをとりました。
スープとB.L.Tサンドイッチを頼んだのですが、このボリュームわかるでしょうか?
後ろに写ってるのがコーラの瓶と、日本のカフェでもよく出てくるサイズのコップです。
日本でオーダーするスープの量だと、5,6杯分くらいあるようなボールスープ。。
スープのお陰で小さく見えますが、B.L.T.も二人でシェアしてちょうどよいくらいのサイズです。
この後、水上自転車に乗る予定だったこともあり、ペロッといただきました(笑)
そして、水上自転車の発着地へ。
これが私が借りたボート。
ペダルで前進&後進ができ、運転席の横にあるシフトレバーのようなレバーで舵がとれるようになっています。
こういう大型観光船も通っているので、注意しながら操舵します。
水上の位置から見るアムステルダムの街は、地上とはちょっと感覚がちがって、これもまたいいものです。
空は快晴!
水上から見る自転車達!
もちろん、橋の下も自由にくぐれますー
なんか良い感じです。
アンネの家の近くにある、西協会前までやってきました。
空模様のせいでしょうね、近くで見上げると、ちょっと怖いくらいの威厳。
協会のたもとでは、音楽隊による演奏が聴けました。
音楽隊も船上なんですねー。
と、水上ライドを楽しんでいると、大雨が!
先ほどの快晴はどこへやら。。
こんな感じの天気が普通らしく、雨が振っても5分、10分雨宿りすれば晴れてきます。
・・というわけで、橋のしたで雨宿り。
なかなか味わえない経験もできてよかったです。
水上自転車を返したあと、近くの広場のようなところを訪れるとチェス対局が(@o@)
でかい・・
その後、自転車タクシーに乗ります。
雨が降っているので、防風&防雨シールドをかぶせてくれます。
自転車タクシーに乗っている間に、いくつか珍しい自転車を発見。
おぉ!初めてみましたタンデムリカンベント!
半分がリカで、半分がアップライトという、例のアレです!
アムスっ子は雨もへっちゃらと聞いていましたが、ちゃんとレインコート来ている人もいるんですね。
あはは、出た!
みんなで漕ぎながら進む自転車バス。
テレビで見たときは、真ん中がバーになっていてビール飲めたような記憶があるのですが、これもそうなんでしょうか?乗車客が多すぎて確認できませんでした。
自転車タクシーでホテルまで送ってもらい、夕食を食べてこの日は終わりました。
ペンネアラビアータをいただきました。
今日も1日ごちそう様でした。