リカンベントの輪行 (Transporting a recumbent)
2輪のリカンベントって、ほとんどの車種が大型で長細かったりするので、購入してから数ヶ月、どうやって輪行するか考えていました。
リカンベント用の輪行袋や、袋ではなく箱にするとか、輪行袋をオーダーメイドするとか、いくつか方法はあるようなのですが、私の持っているリカンベントにはいまいち合わず、輪行袋をオーダーメイドする以外ないか。。という結論になりかけていました。
そんなときにふと思い出したのが、昔ロードの輪行用に購入したオーストリッチの超速FIVE。
ロードであれば、ホイールさえ外してしまえば相当余裕をもって入れることができ、更にロードにキャリアをつけていたとしてもそのまま入れることができたので購入したのですが、袋を携帯するときの折りたたんだサイズがかなり大きく、またそこそこ重さがあったのでお蔵入りになっていたのでした。
でも、先日リカンベントに大きなバッグを装着したので輪行袋の大きさはクリアですし、リカを輪行できるようになるだけで(緊急時や遠くのブルベに参加するときに)救われるので、試してみることにしました。
既に、過去に「どう分解すれば輪行しやすいか」試行錯誤していたので、迷わずフォークをフレームから引き抜きます。
ついでに、後輪用ブレーキケーブルもケーブル受け(と言うんでしょうか?)から外し、余計なテンションがかからないようにします。
あとは前輪部分をクルッとムーンサルトさせるような感じでフレームの上にかぶせ。。
後輪ホイールを適切なポジションに配置すればOK。
この状態でちゃんとチャックがしまったので、輪行できそうです〜!!
ここまで5分ほど。
実際には紐で要所要所を固定したり、肩掛けベルトをつけたりする必要がありますが、おそらく合計で10分ほどでパッキングできる気がします。
袋から出して元の状態に組み立ててみると、15分ほどかかりました。
紐を解いたり、輪行袋をたたんだりする時間も必要なので、合計で20分くらいかかる見積り。
これまで、サイクリング途中で不測のリタイヤになってしまった場合に、押して帰るか、家族にお願いして車でピックアップしてもらうかしかなかったので、輪行の目処がたったことで大きな安心が手に入りました。