前輪駆動リカでの登坂の為に、スプロケ交換 (changing sprockets on a FD recumbent for steep slopes)
先日のライドで、急坂に完敗してしまった私です。
斜度が十数%以上の坂道になると、
こんな体勢で乗っています。
自転車で坂道を登る際、車重+体重は後輪に集中する傾向が高まるので、前輪の地面に対する摩擦力が小さくなってしまいます。
そこで、上図のような体勢にすることで、体重がなるべく前輪に乗り、前輪駆動のリカンベントでもタイヤがスリップしにくくなるんです(気のせいかな・・?w)
あと、体勢を立てることで、10km/h 以下のような低速走行になっても、フラつかずにペダリングすることが容易になります。(特にシートが寝ている私のリカの場合、こっちの意味合いのほうが大きいかも)
それでも、20%程度まで斜度が上がると、私の貧脚とライディング技術ではスリップしてしまい、もう押してあがるしかありませんでした。。
そこで、考えたのが自分を鍛えるのではなく(笑)、パーツ交換です。
- スプロケットをより軽快にペダリングできるよう交換。
→ これで急坂になったときにも心臓を長持ちさせ、よりゆっくりスムーズにホイールを回転させることで、スリップする可能性を減らす - 前輪タイヤを25mmから30mmに交換し、空気圧を下げることで、接地面積を増やしてスリップの可能性を減らす
既に30mmタイヤは持っていたので、スプロケを、デフォルトでついていた 11-28T のセットから 12-30T のセットに交換すべく注文。
ちなみに、12-30T(左) と 11-28T(右) を比べると下のようになります。
一番ロー側のスプロケットを見ると、30T vs 28T と、たった歯数が 2 つ違うだけですが、結構大きさに影響するんですね。
交換後のホイール
なんだか、上品にピカピカで、とても気持ち良いです。
これが吉とでるかどうか・・・
近場に20%を超える激坂が無いので、真価を検証できるのは来年かもしれませんが、パーツ交換して気分が高るという、宝クジ的な妄想効果のお陰でワクワクしてきました。:-)