Scorpion fs 26 の後輪を、650c に交換
以前、トライク (Scorpion fs 26) の前輪を 20x23c 化して随分と軽快になりましたが、今回は後輪の摩擦抵抗を削減してみます。
Scorpion fs 26 の出荷時には、後輪に26インチホイールが付いています。
26インチホイール用のタイヤで一番細身のものって、私は 1 インチタイヤしか見つけられなかったのですが、 1 インチというと 26mm タイヤ相当ということで、できれば 23mm (0.9インチ相当) を履きたい私にはもうちょっとでした。
トライク購入前に、メーカーに問い合わせて後輪に650cホイールをはかせられるか聞いてみたところ、『設計上は700cまで対応可能。ただブレーキは26インチ用に調整してあるのでそこは自己責任でね(あとはディスクブレーキも対応してるからそうするか)』という返答だったので、安心して(?)650c移行計画を立てました。
実際、フレームが各ホイールに対応していさえすれば、ブレーキは26インチも650cもブレーキシューの位置をずらすだけでたぶん対応できるでしょうし、最悪ブレーキを変えるかディスクブレーキ化してしまうかでなんとかなるはずなので。
そこで、26インチホイールに大きさが近い 650c ホイールを探していたのですが、これがなかなか無いんですね。。。
数十万円だせば選択肢はあるのですが、数万円という予算にした途端に選択肢がなくなるんですね。。なんかそのうち市場から無くなりそうな雰囲気さえあったので、一番手ごろな価格&パフォーマンスな A-CLASS の 650c ホイールを早めに購入しておきました。
ただ、盲点だったものがあり。。。
それは、リムテープです。
650c用のリムテープの在庫があるというショップ自体が少ないのですが、注文すると「実は在庫切れでメーカー在庫もないようです」と返ってくること3回・・・ orz
ホイールもタイヤもチューブもあるのに、リムテープだけがないなんて!!
もう高くてもいいのでとりあえず調達しよう!というモードに切り替え、結局海外からとりよせました。。
そして、、
晴れてパーツは揃ったので、これよりカセットスプロケット(ギア部分)を26インチホイールから650cホイールに移植します。
使う工具は、レンチ、フリーホイールリムーバー、スプロケットリムーバー、そして(これは工具じゃないですが)グリース。
クイックレバーを抜いたあと、フリーホイールリムーバーをロックリング(スプロケットの蓋になっているパーツ)に差しこんでレンチではさみ、スプロケットリムーバーをギアにかけながらロックリングをゆるめ、外します。
スプロケットは、はめ込みの角度と順番(ギアの他に、間に挟むスペーサーなども含めて)があるので、スプロケット全体をずれないようにそのまま引っこ抜き、650cホイールにパコっとそのままはめ込みます。
# 650cホイールの方には、事前にグリースを塗っておくのを忘れないようにしないといけませんが
再びロックリングでスプロケットをしっかり固定すれば完成です!!
手で回してみると、A-CLASS の ALX320 Tri は、それほど回転が良いわけではなく、ちょっとワクワク感が減少なのですが、他の手持ちホイールも私がイメージしているほどまわるわけでもなく、こんなもんなんでしょうか。。?
予算さえゆるせば、GOKISOハブなホイールが欲しいですが。。まだ、道具に頼る余地があるということで、希望が残っているから良しとすることにします(^^;
ホイール換装後のレビューは、後日、Scorpion fs 26 レビューの 3/3 にて書こうと思っています。