Scorpion fs 26 用のタイヤ換装 (Ultremo zx のレビュー含む)
リカンベント トライクの Scorpion fs 26 に最初からついていたタイヤは、40mm幅の堅牢なものでしたが、これまでに
- 前輪2輪分のタイヤを 20インチ-23mm幅 のUltremo zxに換装
- 後輪を、最初からついていた 26 インチホイールから 650c ホイールに交換し、
- 650cホイール用に、650x23c の Ultremo zx を装着
という変更を行なってきました。
結局、前後輪ともに Ultermo zx にしていたわけですが、前輪は700kmほど、後輪は500kmほど走った時点でのレビューを簡単にしてみます。
まず、何と言っても軽い!というメリットを実感しました。
車重の重いトライクは、漕ぎ始めがロードや2輪のリカンベントと比べるとつらい所ですが、Ultremo zx にしたことによって、体感的には苦痛感が一切なくなりました。
25km以下での走行においても良好で、ペダリングしていても軽いです。
# それ以上の速度では、空気抵抗が大きくなるので、タイヤによる差は小さくなっていくかと
耐久性については、他のタイヤに比べると早くすり減るというのは目に見て分かる感じですが、それでも1000kmは余裕でもつ厚みがありますし、多分上手く使えば2000kmももつかもと思いました。
ただ、タイヤのサイドが極端に薄く、そして弱いです。。
トライクの前輪はスタビライザーがついているということもあり、カーブ時にかなり倒れ込みます。
急なハンドリングが必要な時などは、タイヤのサイド部分に負担がかなりかかっているというのもあります。
そういった事情もあり、前輪は700km程度の走行で2回サイドカットしてタイヤをロスしました。(=もう使えない程度の傷)
後輪は、トライクの場合、ほぼ垂直にずっと立っている状態になることもあり、パンクはしたことがありませんが、ゴムの質が弱いのか、未舗装の道路を走ったことにより切り傷がめだってきました。。
このまま長距離を走るのはちょっと怖い感じです。
・・という訳で、私のトライクにとって、Ultremo zx は心地よい乗り心地を提供してはくれるのですが、遠出するときには心もとなく、パンクしてしまうとチューブだけではなくタイヤごと交換しないといけないケースが多そうなので、もうちょっと堅牢で、割りと軽めのタイヤに換装することにしました。(先日の 150km サイクリングしただけで、かなりキズキズになってるという状況でもあるのでタイミングも良いということで)
今回選んだのは
- 前輪 : シュワルベ durano folding (20インチ x 28mm)
- 後輪: ミシュラン pro4 サービスクルス (650mm x 23mm)
です。
duranoは、ワイヤー入りタイプもあり、もしワイヤー入りのほうが傷につよいのであればそっちにしようかと思ったのですが、ネットで口コミみるかぎりでは差はないということだったので、パンク時にもカバンに収めることができるフォールディングタイプにしました。
できれば25mm幅までにとどめたかったのですが、耐久性と知名度をとって28mm幅ですがこれにしました。
もしduranoが重すぎたら、20インチ用は選択肢が無いので、再び Ultremo zx に戻るかもしれません。
pro4 は、2輪リカンベントでいくつか試した中でも私の一番のお気に入りだったこともあり、迷うこと無く購入。
Ultremo zx がここまで傷に弱いとはしらなかったので、それを知っていたら最初からpro4にしてたかも。。
20インチ用は Ultremo zx くらいしか 23mm 幅のものが見当たらなかったのですが、650c用ならいくつか候補あるので、Ultremoにこだわる必要はないですし。
durano と pro4 のレビューは、またある程度走ったら書いてみたいです。。