東京-静岡 200km、リカンベント トライクの旅
先日、東京から静岡まで、トライクでサイクリングしてきました。
#上図は実際のルートではなく、ルートイメージです
都内を、真昼に出発。
すさまじい猛暑の中でしたが、トライクで走っていると風が生まれるので体感的には気持ちよく走れます。
最初の30kmくらいはのんびりと空を楽しみながら流していたのですが、途中でペースの良いローディーに抜かれたので、引っ張ってもらい勝手に追走させてもらいました(笑)
35km/h 〜 40km/h でペースよく進むので、気持ちもよく、長い時間後追い(笑)していたのですが、ちょうど信号が赤に変わった瞬間で停車したタイミングがあったので声をかけてみました。
そのお方は江ノ島あたりまで行かれるとのことでした。
振りきれると思ったのに付いてくるので「あれぇーっ」っと思いながら走っておられたそうで、リカンベントについてもちょっと質問をいただき、短い会話をかわしました。
このまま40km近いスピードで走り続けては私ももたないので、その後お礼を言って千切れ、またのんびりめのペースで走ります。
途中、茅ヶ崎近辺は海岸沿いを潮の香りを堪能しつつ、ついに小田原入りしました。
小田原から箱根の峠超えをしてもよいのですが、事前にネットで検索していると、箱根の坂をさける為に熱海まで下りて峠越えをするルートを紹介されている方を見つけ、そちらをとってみました。
しかし、小田原から熱海って遠いんですね。。
小田原-熱海の道中は、海沿いを走るので平坦路だと思っていたのですが、わりとアップダウンがあって全然ペースがでません。
しかも、今回はそこそこ装備があり、スペアタイヤや修理道具などの他に、仕事で使うパソコンなどももっているので、車重が重い・・・
そうこうしているうちに、熱海についた頃にちょうど暗くなってしまい、どうせ暗闇を走るのならと、熱海で夕食をとりました。
で、峠越えです。
完全な暗闇を走らなければいけないと思っていたので、電池類や余分な飲料・食料を買い込んでいたのですが、、、
予想とは裏腹に、道は林道ではなくかなり余裕で幅のある大きな道、しかも街灯がちゃんとついているし、車通りも絶えないので、坂であること以外は普通の道でした。
こんななら、熱海で休まずに即登りに入ればよかった。。
と、余裕なことを思えていたのは峠の入り口だけで、その後はいきなり13%前後(=メーターを見た瞬間値なので実際は不明)の坂道。
疲れていたからかもしれませんが、時折、自転車の後ろに子泣きじじいがしがみついたんじゃないかというほど急な重みを感じることが数回あったのと、ギアは既に一番軽くしているのにかなりの重さだったので、平均すると13%前後だけどところどころ20%くらいの坂だったんじゃないかと思います。
峠は7kmくらい続くと思っていたのですが、こちらも予想がはずれて3km程度で終わってしまい、あとはほぼほぼ下り坂。
函南町(かんなみちょう)まで出ると、あとは平坦かつ変化もあまり無い道が延々と続きます。ただ、車通も減るので走りやすくて気持ちよかったです。
トライクに乗っているからなのか、途中で「お兄さんがんばってー」とか「がんばってくださいー」と、夜でも暑いのにわざわざ車の窓をあけて応援してくださる女性の声に励まされ、気分よく静岡県内を進みます。
静岡の方って優しいです!
ありがとうございます。
ただ、本当に申し訳なかったのは、私がお兄さんじゃなくてオッサンだということ(笑)・・
で、到着しました静岡駅!!!
体を拭いてオッサン臭を消したあと、ちょっと飲んで、始発で輪行することで、今回のサイクリング終了。
このトライクで一度に走った中では、今回が一番長距離でした。
あ〜、楽しかった!