マワル 650c ホイールを求めて (7)
(前回のつづき)
既にホイールは完成しているのですが、なんだか以前の回らないホイールよりも重いんです。。
トライクの後輪って、背もたれのうしろ(自分の体のうしろ)にあるので、本当は空気抵抗よりも外周を軽くするほうがよいんじゃないかという仮説に、最初は至りました。
あと、もう一つ仮説があって、実は剛性が足りないんじゃないかと。。手元の手組みホイールは安いスポークなので結構エネルギーロスが出ているのかもしれません。
現象を記録しておきます。
現象としては、踏んでも踏んでもスピードが出ないんですよね。。
以前だと見通しの良い空いている平坦な道で思い切り踏めば、直ぐに 40 km/h は超え、頑張ると50 km/hに達していました。
しかし、いまのホイールだと、結構踏んでも 30 km/h ちょっと。おもいっきり踏んでも 40 km/h に届きません。
もし、リム重量が問題だとすれば、出だしは遅いのは納得ですが、踏み続けても 40 km/h を超えないというのは変な話です。
あと、今使っているのはディープリムなので、リムの空気抵抗が問題であることも考えにくいです。
すると、スポークの剛性もしくは空気抵抗が問題なのかも。。
- 踏んでもスピードがなかなか乗らない = スポークでエネルギーロスがありそう
- 踏み続けてもスピードが上がらない = スポークの空気抵抗が予想以上に大きい
という可能性があります。
ただ、これはエンジンが同じ条件であった場合。
事実、この1週間で筋力が戻ってきたお陰か、踏み続ければ(なんとか/かろうじて/一瞬) 40 km/h は越えるようになりました。なので、エンジンの問題もありそうです。
とりあえず、せっかくの手組みホイールなのに、スポークだけ格安のものを使っていても気分は悪いですし、検証もしてみたいですし。。
というわけで、スポークだけを、硬くて軽くてエアロなSAPIMにしてみました。
フリー側を 254 mm、反フリー側を 256 mm と、今回は別々の長さでオーダーしてみました。ちなみに、STARBIKE.comから購入しました。
おぉー!
本当に、いっぽんいっぽんクビのところに刻印がありました。
前回、気づくとJIS組みになってしまっていたので、今回そこも修正して、イタリアン 4 本組みにしました。
[メモ]
- フリー側は若干ニップルのクビを超えてしまったので、252mm でオーダーすればよかった。。
- リム自体に重さの偏りがあり、手で回転させるだけでもグワングワン縦に揺れるので、実はそれが原因かも。。
- 購入当初から気にはなっていた、Duraハブ自体がとても固いこと。。グリスアップをやりなおして軽くしてやると良かったりして。。
- とりあえず、スポークからやってみたというのが今回。
果たして結果は??
(つづく)