趣味の自転車ライフ、25周年
親にロードレーサーを買ってもらい、趣味の自転車生活がはじまってから今年で25年目になります。
それほどの台数には乗っていないのですが、どんな自転車に乗っていたかあまり記憶が定かではないので、この機会に思い出せる限りで書き残しておこうと思いました。
- ロードレーサー
Panasonicの入門モデルでしたが、シマノ105がついていて結構良かったです。
購入してすぐ、車の方から突っ込まれて回避はしたもののホイールが曲がってしまい、 加害者の住所も聞かずにその場を離れてしまったので、その後3-4年間はホイールの振れとりをしながら乗り続けていました。(当時はホイール買うお金もなかったので・・)
この自転車であちこち旅もしたし、人生初のロードレースもこれで参戦。また、自転車の正しい乗り方を教えていただける自転車屋さんに出会うことができたのもこの自転車のお陰。
あらゆる面で良い経験を与えてくれた自転車でした。
- 快速自転車
ロードレーサーは部屋の中まで毎回持ち込んでいたので、普段の足用に高校時代に使っていた快速自転車を再び乗り始めました。
この自転車の記憶で思い出したのですが、当時、ロードと共に寝ていた部屋は四畳半しかなく、よくあんな狭い所に持ち込んでいたなぁ。。
- マウンテンバイク(メーカー忘却)
バイト代と小遣い(お年玉だったか?) で、自分で買った最初の自転車。
それなのに、どのメーカーのものかも記憶がなく。。当時はとにかく丈夫で走ればよいと本気で思っていたようです。
この自転車で1日に350km走ったのが、未だに私の過去最長ライド記録です。
- ヤンキー自転車(アメリカンな形だがメーカ忘却)
渡米していた頃、中古自転車屋さんで$70くらいで手に入れたもの。
これでコネチカット州からマンハッタンまでの100kmライドを2,3回実施。
田舎育ちの私は、マンハッタンのエンパイアステートビル前に自転車を駐輪してしまい、瞬時にワイヤーロックを切断されて盗まれてしまうのでした。。
以後、アメリカではローラーブレードを足に使っていました。
- マウンテンバイク(メーカー失念)
帰国後、酷い就職難に。。。この自転車に記憶を馳せると、未だにトラウマな面接とか、記憶が蘇ってきました。
ただ、このMTB自体は悪い記憶ではなくむしろ縁起もので、高校時代の恩師に頼み込んで、その恩師の教え子が興された会社になんとか入れていただき、ありがたくも職を得たあと、自分で得た給料で買った自転車です。
当時、会社自体は私を入れて3人という小さな所でしたが、その後の私のキャリアを作ってくれた非常にありがたい出会いでもありました。 - 小径車(L.L.Bean)
就職して3年が経ち、会社も5人体制にもなり、私は一旦社会人を辞めて留学するか英語が使える環境がある会社に転職するか考えていました。
大学院から合格通知が届かず、結局東京にある外資系会社からオファーをいだけたのでオファーレターにサインしたのでした。
すると、サインした次の週に大学院の合格通知が届き・・・。今となっては転職しておいて良かったですが、当時は複雑な気分でした。
慣れない東京の街の足用にL.L.Bean謹製の赤い小径車を購入!
しかし、1ヶ月もしないうちに街中で駐輪中に盗まれてしまいました。。
- マウンテンバイク(GIANT)
次に購入したのは前後ディスクブレーキ & フルサスの割りには軽量なアルミフレーム自転車でした。
これには、極太のワイヤーロックを付けていたので、盗まれることはありませんでした。
ただ、作りが悪いのと組み立ててくれた自転車屋がよくなかったのとで、ディスクブレーキは金切り声を上げ続けるくせにそれほど効かず、シマノのXTが付いていたものの購入後1年経つかどうかでチェーンが空回りすること多発など・・
乗り込んで入ればチェーンが伸びて空回りもするでしょうが、家と駅の往復程度にしか使ってなかったので500km程度しか乗っていません。
購入した自転車屋も遠く、当時は自分で整備する知識もなかったのでそのままになってしまいました。 - ロードバイク(TREK)
これまでは高くても15万円以下の自転車しか買えませんでしたが、一念発起して(それでも自転車乗り的には大したレベルじゃないですが) 20万円近くの中級モデルを購入。年式遅れだったので、そこそこ良さげなTREKのロードだったのですが、安かったんです。
張り切って乗り始めたのですが、プライベートや転職等いろいろと動きがあり、体の故障・・といろいろ重なり、6年間も保持していたのに、走行距離は1000kmいっていないと思われます。(メーター付けてなかったので感覚値)
あまりにも不憫な扱いをし続けていたので自転車に申し訳なく、この自転車をとても愛してくださる方にお譲りしました。
そういえば、私がロードに乗り出した頃はまだ周囲からは奇異の目で見られ、ウェアを着てメットかぶっていると宇宙人と揶揄されたりしていました。
数年前から、呼び名も「ロードレーサー」から「ロードバイク」と、完全に一般化した感があり、その副作用で無謀な乗り方をする似非ライダーも目立つようになり・・
今はリカンベントに乗っていると奇異な目でみられますが、リカは大衆化しないで欲しい or 大衆化する頃には自転車の乗り方をみんなが考慮している時代が来ていて欲しいです。 - 電動アシスト(ブリジストン)
子供も生まれ、ブリジストンのアンジェリーノという電動ママチャリを購入。
子供にとっての初自転車です(自分で漕いでないけど^^)
- 小径車(タイレル)
#8 にあるTrekには6年間かけて1000kmも乗れていませんでしたが、実は何度も乗ろうと試みていました。
しかし、おそらく体重増加と体が硬くなったことが原因だと思っているのですが、100kmも走らないうちにお尻が痛くてたまらなくなり、それをかばいつつ乗るせいか膝まで痛め、もう自転車でロングライドはできない体になりさがってしまったんです。。
そこで、いつでも輪行に切り替えることができつつ軽快に走ることができる Tyrell FX を購入!
FXは今でも現役で役にたってくれる頼もしい相棒です。
ただ、ロングライドは相変わらずできず、50km程度走るのが関の山です(=自転車の性能ではなく私の体の制限の為)。 - 小径車(キャリーミー)
Tyrell FX は取り回しが良いとはいえ、都内の通勤電車にまで持ち込むにはちょっと大きすぎて周りの乗客の方々に申し訳ないので、毎日乗れるようにとキャリーミーを購入!
これもいまでも現役で役だってくれる優れものです。 - ABICI Velocino
冒頭の写真にある自転車、アビチのベロチーノという自転車です。
これは、タイレル購入のちょっと前に買いました。
そのルックスに一目惚れしたのと、世界で限定40台しか生産されなかった初期モデルということで即決。
見ているだけでも愉しくなる素敵な自転車で、今でも気に入っています。
- シクロクロス(スコット)
妻の為に購入したものの、その後出産があったり電動自転車も購入したりで、もうこれには乗らないということで、今年から私のものに。
パーツをいくつか付け替えて乗ろうと思っています。 - リカンベント(CRUZBIKE)
クルーズバイク社の Vendetta(ヴェンデッタ) というリカンベントを購入!
ロングライドを目指してダイエットや基礎トレに励んだ期間もあったのですが、どうにも、普通のアップライトな自転車で100kmほど走ると体が痛くてたまらなく。。もう長距離は愉しめないのかも。。と諦めていた時に、なんの拍子だったか記憶がないのですが「お尻がいたくならない自転車」という点でリカンベントが個人的に大ヒットし、いろいろ調べてたどり着いたのがこの Vendetta でした。
ちなみに、Vendetta というのはリベンジという意味があり
- 自転車歴はそこそこあるのに、メンテすら自分でできず、過去に救えなかった自転車があった
- 過去に一度も自転車で琵琶湖一周ができなかった
- 私の過去最長ライド記録が学生時代の 350km で、それ以上乗ってみたい
- 長距離ライドは辛いだけで、あまり楽しい思い出がない。。が、ロングライドに憧れがあるので愉しくロングライドしたい
という過去に果たし得なかった自分の中の壁に対してチャレンジするキッカケとなる自転車に相応しい名前だと思い、オーダーしました。
この Vendetta、パーツ売りしかしていなく、個人輸入して自分で全て組み立てる&部品も足りなかったり加工ミスがあったりで、自分で部品調達したり加工しなおししたりする必要もあったりと、荒療治ではありましたがとても良い経験となりました。
ビワイチも、このリカンベントを組み立てた翌日には達成し、着々と前向きなリベンジを果たしております〜
- 25周年記念(未定)
今年で趣味の自転車生活25周年ということで、もう一台購入予定です。
候補にあがっているのは、今のところ下記ですが、どうなることやら・・迷っている時間も楽しいです。
- ICE Vortex FS
→ どうやらまだ 2010, 2011 モデルも販売しているらしいと情報を得たので、現在確認中。 - ICE Sprint FS
→ とても気に入ったけど、シートが私の体には小さく、ハードシェルシートにすれば大きいのもありそうだが今度はシートアングルが立ちすぎるのではないかという不安要素が・・。HPVのようにメッシュシートにラージサイズを出してくれれば即決していたかも。。 - HPV Scorpion fs
→ バランス良さそう。2013年モデルについて確認中。 - Bianchi Infinito Athena
→ 上記はすべてリカンベント トライクですが、これだけがロード。
やっぱりロードには憧れがあり、記念で買うならチェレステなビアンキがいいなぁ・・・ただ、まだロードに戻れる体ではないので無理なんですが。。
冒頭で「記憶があまり定かではない」と書いておきながら、こうして過去の記憶を順に辿ってくると色々と思い出すもんですね。
自転車はいろいろな意味で私の人生を支えてくれている大切な相棒です。
自転車よ、ありがとう!そしてこれからもヨロシクね。