トリフロー v.s. ナスカルブ その後のレビュー
チェーンにオイルをさすにあたり、ここ1年はトリフローとナスカルブばかり使ってきました。
ナスカルブは、競輪でも使われているという話を聞いて気になり、トリフローはナスカルブと同等くらいなのに同じ容量あたりの単価が安くすむということで選択しました。
私は気が向いた時に急に中長距離を走ることが多いので、
- 予めメンテナンスをしておき、2・3週間乗らない(乗れない)ことがある
- 一度に200-400kmくらい走っても、途中でオイルをささなくても良いものが安心
- 突然の雨でも安心なもの
- ペダリングが軽く感じるもの
といのが条件です。
1年間使ってきた感覚では、ナスカルブもトリフローも、どちらも上の条件を満たしていると感じます。
では、どちらが良かったのか?
結果、
- トリフローはかなりペダリングも軽くて、長距離走った後もチェーンの汚れがそれほど目立たない
という特徴があり
- ナスカルブは、トリフローよりも更に軽くペダリングができ、特に100km以上サイクリングする際にはトリフローとの差をより感じやすい。ただ、チェーン外観の見た目は真っ黒になりがち
というものでした。
つまり、性能的にはナスカルブが私には良かったということになります。
ナスカルブは、1000円で20mlしか入ってなく、上の写真のようにキャットアイの最安サイコンよりも小ぶりに見えるほど小さいです。
コストパフォーマンスが悪い気がしていました。
このナスカルブ1本だと、チェーンの長い後輪駆動のリカンベントで、2-3回もつかんじです。1回の注油に400円くらいかけている感覚です。
最初、とても高いと思っていましたし、安いオイルと比べると本当に高いのですが、コストパフォーマンスという視点でみると実は高くないことに気づきました。
ナスカルブは1回の注油で400-500kmくらい乗れます。
トリフローの場合は200kmくらいで注油したくなります。
(実際にはもっとこま目にメンテすることが多いのですが、ズボラした場合でも上記の距離までは性能低下をあまり感じないという意味です)
あと、チェーンが新しいうちは、双方の差があまり感じられなかったのですが、月日が経ってみると違いを感じた・・というのもレビューとして残しておこうと思います。
総合的にみて、私はナスカルブが好みというレビューでした。