近年の道路利用者の変化
Twitterでバスの幅寄せ問題が上がっていますが
あの動画をみる限りはバス側に責任があるものの
自転車が悪いと言い切る返信も散見され、カオスですね。。
ここでは、どちらが正しいではなく
近年の道路利用者の変化をみながら
どうすればトラブル無く
自転車を楽しむかについて考えてみたいとおもいます。
私は30年以上無事故・無トラブルで
自転車に乗っていますが
想像を超えて危険なことをしようとしてくる
悪意ある道路利用者は昔からいました。
ただ、変化を感じるんです・・
キムタクのドラマがきっかけで
自転車ブームが加速したあたりから
交通ルールを無視して迷惑運転する自転車が
目立つようになった記憶があります。
その流れで、
ドライバーの中に
「自転車 = 迷惑運転行為」
という刷り込みが入ってしまい、
自転車の乗り方にかかわらず
どのような自転車乗りに対しても
あおり運転、妨害運転を繰り返すドライバーが
増えていった感じです
その後
自転車も保険加入が広まり
自動車同士のあおり運転問題が世に取り上げられ
自転車は車道を走る乗り物だという認識を持つドライバーも増え
一定数の人たちの中で、双方向で理解ができはじめ、
自転車に対してあおり運転するドライバーは
特定の人たちに絞られてきた気もします
一方、
自転車で無謀運転する人々は相変わらず・・
同じ(同じと思いたくないですが)自転車に乗るものとして
自転車も免許制にして欲しいくらい
特に、ロードなどではなくママチャリやシティバイク乗りが交通ルールやエチケットを守らなさすぎ・・というより、そもそも無知が引き起こしている問題な気がしますが。
更に、
最近は歩行者もかなり危険な動きをするのが
近年の道路利用者の変化だと感じています。
たとえば、
先日道路およびサイクリングロードを30kmほど走りましたが
その間、私は特に道路利用者に注意を払って走っていました
もし私が交通ルールなどなどを「普通に」守って走っていたとしたら、
10人は怪我をしたり、命を落としていた可能性すらある状況でした
・・私自信が被害者として死傷する可能性含めて。
- サイクリングロード内で狭いゲート上になっている箇所は、対向車・者がいれば少なくともどちらか先にゲートにつくほうが完全に通過してから、次にゲートに付く人が通過するのが道理だと思うのですが、
私より後からゲートにつくはずの対向車・者が全力でゲートにつっこんでくるので、こちらがブレーキかけられるギリギリまで注意してみるも、変わらず突っ込んでくるのでゲート前で急停車して先に行かせなければならないことが2,3度。 - 道の外から、何の確認もなく自転車の前に飛び出してくる歩行者。飛び出す時だけ、何故かジャンプするくらいの勢いで道に出てくるし・・
道路外の人も結構気にしているので、道路に向かって振り向いたその人を注意していたから避けられたものの、完全に当たり屋状態でした・・ - 後方確認せずに、すごい勢いで目の前に出てくる直前にいる自転車&歩行者
- などなど
また、
これは何年も前の話ですが
私がルールを守りつつも更に行き交う自動車に気を使いながら自転車に乗っていた時、
わざと耳元によって大きなクラクションを鳴らして走り去るという
危険運転をしてくる車がありました。
その先の信号で停止したので、近寄って注意しようとしました。
と、そのとき
その車は赤信号なのに急発進して
交差点を信号無視してまで逃げていきました・・
ドライバー的に、100%自分が悪いという思いがあったのでしょう。
そして、異常なほどのプライドなのか何なのか・・
赤信号に突っ込んでまで逃げたいとは・・あまりに自己中すぎます。
追い抜きざまからずっと見ていた範囲では、
酔っぱらいではなく、シラフな人でもありました。
そんな異常な人が実際にいる世の中なんですよね・・
以来、私は自分がどれほど正しく、相手に悪意があったとしても
他の人や私自身を傷つけていなければ
なるべく不用意に刺激しないように気をつけています。
あまりに危険な運転の場合、記録には残しておきますけど。。
つまり、
今の時代、安全に自転車に乗るためには
- 交通ルール・マナーを守ってのるだけでは不十分で、
- 『あらゆる道路利用者が「悪意ある運転・歩行」をする可能性がある』
と想定した上で、常にアンテナを張りまくって運転する必要がある - 自分や周りが無事なら、不用意に相手(悪意ある運転者)を刺激しない
のではないかと。
もちろん、危険な運転・歩行をする人々が
すべて悪意あるわけでもないでしょうが、
「悪意がある人だらけ&異常な思考の持ち主もいる」
・・くらいの警戒心を持って自転車に乗らないと、
あまりにも危険な道路利用者が増えているのは事実かと。